アトピー性皮膚炎
2017年11月23日
今朝、親戚の人から娘のアトピー性皮膚炎が悪化してとても痒がっているので、漢方薬を欲しいと電話がありました。
お嬢さんは、高校2年生で小さいころから皮膚が弱く、副腎皮質の軟膏を使って症状を抑えていたのですが、今回はそれも効かず電話をしてきたとのことでした。
アトピー性皮膚炎の方で、長く副腎皮質の軟膏を使っている方は漢方では体力がおちていると考えます。
副腎皮質ホルモンは、もともと自分の身体の中で作られ炎症を抑える働きをしています。
ホルモン剤を長く使用すると、自分の身体で作る働きが弱くなっています。
この様な方には、体力をひきあげる漢方薬を使ってから皮膚病の漢方薬を使う方が治りやすくなります。
私も結婚する前に、皮膚病で悩んでいて身体をかきむしっていました。
結婚を機に、漢方薬を知って服用して皮膚病が解消されました。
痒いとイライラするし、眠りも浅く大変ですね。
軟膏で症状を抑えるだけでなく、根本から痒みを治療しませんか。
また、食事や生活習慣を変えることも大切です。
甘いもの脂っこいこのは避けましょう。できれば和食の食生活が理想です。
十分な睡眠できれば7時間の睡眠時間、ストレスの解消、軽い運動など少しずつ変えていきましょうね。