未病のうちに治す
2018年08月09日
今日8月9日は、ゴロ合わせで「薬草の日」だそうです。
中国最古の薬草の本に、「神農本草経(しんのうほんぞうきょう)」という書物があります。
伝説の農耕と医薬の祖である「神農(しんのう)」によって作られたといわれています。
神農は、毎日草木を毒見し、一日70もの毒にあたって薬草を発見したといわれています。
この本には、一年と同じ365種の薬草が書かれています。
薬草というと、効果の高いものが良いと思いますよね!
でも、漢方ではそうではないのです。
漢方では、病気を早く良くする薬草は「格の高い薬草」ではないのです。
あまり症状がでないうちに、長期に用いて体質を改善する作用が穏やかな薬草が「格の高い薬草」とされています。
私たちも、病気にならないうち(未病といいます)に、食べ物や生活習慣によって健康を取り戻すことが一番いい健康法なのですね!