春の土用
2019年04月19日
土用というと、夏と思っていませんか?
土用は季節毎にあり、季節の終わり18日間をいいます。
今年は、4月17日から5月5日を「春の土用」といいます。
昔から春の土用の戌の日(4月19日、5月1日)には、「い」のつくものを、食べると縁起が良いと言われています。
イチゴ、インゲン、芋、大根、イカ、シラス、イワシ等。
東洋医学的には、土用は新しい迎える季節の気を養う期間とされています。
土用には「後天の精」である「脾」を補うことが大切です。
「脾」は消化器のことで、食べ物を消化して全身に栄養を行き渡らせる、エネルギーを作る所です。
「脾」を補う食材として、豆類、穀物、芋類、キノコ、木の実、キャベツ、鶏肉、鮭、卵、青魚等があります。
この土用の時期にきちんと養生しないと、次の季節に体調を崩してしまいます。
また、体が疲れている期間です。早く寝て十分睡眠をとりましょう。