IBS(過敏性腸症候群)の症状が、漢方薬で改善してきました
2024年03月16日
60歳の男性です。
若い頃は胃腸が弱く、下痢をしやすい体質だったそうです。
その後、食生活に気を配るようにしたところ、下痢をすることも少なくなっていました。
しかし、最近になって家族の問題で、過剰なストレスを受けるようになり、下痢が止まらなくなったそうです。
腹痛を伴った下痢が一日に7回~10回位あります。
病院では、過敏性腸症候群(IBS)と言われて、しばらく処方された薬を服用していました。
しかし、改善が見られないため、漢方薬を服用したいとのことで来店されました。
症状をお聞きすると、親の介護でかなりのストレスを受けているようです。
まずは日常の生活や食事について、アドバイスをさせていただきました。
その後に、ストレスを和らげて、胃腸の機能を整えるような漢方薬をお出ししました。
15日分の服用で、下痢の回数が5回位になってきました。
腹痛も以前よりは軽くなったそうです。
その後も、症状に応じて組み合わせを変えていますが、徐々に改善に向かっています。