台風

2017年09月02日

朝、目を開けようとすると、ジグザグ光るものが見えました。目を開けても、治りません。

この兆候が現れると、めまいがしたり片頭痛が出たりします。

とりあえず、耳の後ろや目のまわり、首筋のツボを押して、少し楽になってから起きて、漢方薬を服用しました。しばらくすると、楽に家事をすることができましたよ。

 

今、台風が近くにいます。台風が近づくと、めまいや吐き気、頭痛、肩こり、イライラ、倦怠感など体調を崩す方が多くいます。特に、女性に多く現れます。この様な症状を気象病といいます。

 

台風は気圧がかなり低い状態です。高気圧は空気を地表に押しつけています。逆に、低気圧は押さえつけが緩んだ状態です。

 

低気圧のときは、身体を押す圧も緩んでいるので、血管が拡張し血圧が低下します。血圧の低下で体内の酸素量が減少し、頭痛や倦怠感が起きます。また、人間の身体は常に安定させようとするため、血圧を上げようと交感神経が働き、興奮状態になりイライラします。

 

気象病に漢方では、この漢方薬ということはなく、「証」をみます。例えば、頭痛がするとき、冷たい飲食物を取り過ぎた方で胃腸が冷えているかたなら「呉シュユ湯」、冷え性で生理不順の方なら「当帰芍薬散」など。めまい、吐き気の方も、症状や体質によって漢方薬は変わります。

 

私もそうですが、身体に余分な水がたまっている「水毒」体質の方が、気象病になりやすいような気がします。

暑い夏は、冷たい飲み物や食べ物をとりたいですよねぇ~。

 

主人には具合が悪くなると、食生活のチェックを受けます。でも、なかなか美味しい物の誘惑には、勝てませんよね!!