湘南レッド
2017年09月07日
昨日の薬膳の時間に、湘南レッドという紫玉ねぎを使いました。
この湘南レッドは、1961年に平塚の神奈川県農業技術センターで開発されたそうです。甘味と水分が多い生食用として、サラダやピクルスによく使われています。昨日は、甘酢漬けでした。
紫玉ねぎの歴史は古く、紀元前のエジプト王朝までさかのぼります。日本には江戸時代に伝わり、明治になって北海道で栽培されるようになりました。
玉ねぎとよく言う部分は、土の中から掘り出すので根だと思っていましたが、違うのですよ!
葉の根元が養分を蓄えて、丸くなった物なのです。つまり、根ではなく、葉の一部ということですね。他に、ニンニクやラッキョウも同じ仲間です。
玉ねぎは、血がサラサラになるとよく言われます。そのほかに、疲労回復、感染予防の効果があり、今の時期にピッタリな食材ですね。
熱を加えると効果がなくなるので、生でたべましょう~。