秋の七草
2017年09月14日
昨日は、鎌倉に萩の花を見にいきました。
萩を含む秋の七草を知っていますか?
奈良時代の歌人、山上憶良が万葉集で歌ったのがはじまりだそうです。
春の七草は、お正月で疲れた胃腸をいたわるために七草粥を食べますね。このため春の七草は知っている方が多いと思います。
春の七草は食べて、秋の七草は眺めて楽しむと言われているようです。
でも、秋の七草は薬効のあるものが多くあります。
・女郎花(オミナエシ 消炎作用)
・尾花(オバナ ススキのことで利尿作用)
・桔梗(キキョウ 喉の消炎、咳き止め作用)
・撫子(ナデシコ 浮腫みをとる作用)
・藤袴(フジバカマ 糖尿病に)
・葛(クズ 抗菌、抗酸化作用)
・萩(ハギ めまい)
それぞれに色々な効果があります。漢方では葛と桔梗がよく使われます。
覚えるとき、上から順に「オスキナフクハ」で覚えてくださいね。
秋の野に 咲きたる花を
指折り(およびをり)
かき数ふれば
七種(ななくさ)の花
山上憶良の歌で、後に七草が続きます。
涼しい秋の風を感じながら、草花を愛でるよい季節ですね!
よい季節ですね!