健康寿命
2017年09月19日
昨日は、敬老の日でした。
日本は、長寿国です。90歳以上の方々が200万人いるそうです。
長生きはしたいが、健康で人に頼らない生活をしたいと思う方は多いのではないでしょうか・
この様に、介護を必要としない自立した生活を送れる年齢を、健康寿命といいます。
日本人の健康寿命は、男性71.2歳、女性74.2歳だそうです。残りの介護を必要とする年月は、男性9年、女性12年です。
年齢がいくと、ころんで骨折し寝たきりになるという話をよく聞きます。骨や筋肉が弱って、ころびやすく、骨折しやすくなっています。
加齢で、食事が食べられなくなると骨や筋肉が弱くなります。また、食事も野菜中心になり、肉や魚をあまりとらなくなります。肉や魚は、タンパク質で筋肉の基になります。筋肉は骨をまもる役目もしますよ。
健康な老後を送るには、食事と運動です。
毎日、自分にあった運動、散歩でも室内で身体を動かすことでもよいので、継続しましょう。
私のように、無理をして身体を痛めないように、適度にしましょうね。
でも、適度って難しいですね!
また、年齢がいくと、西洋薬では効き目がきつすぎると感じませんか?
身体が「虚証」といって、弱くなっているためです。
若い方でも、身体が弱い方は、薬が合わないといって漢方薬を飲まれる方もいます。
身体は年齢を重ねるにしたがって、「虚証」になります。「虚証」だなぁ~と感じる方は、効き目のするどい西洋薬ではなく、身体にやさしい漢方薬が合う年齢だと思います。
また、健康な生活を送るために、未病といわれる病気ではないが、疲れる肩がこるなど何となく調子が悪いうちに漢方薬を使うと、身体のバランスを早く戻すことができます。
かかりつけの漢方薬局を持って、気軽に体調のことを相談してみてはいかがですか。