和食
2017年11月10日
深山路(みやまじ)という言葉を知っていますか?
先日、薬膳の先生が、有名な和食のシェフの料理を教えていただいたそうです。
最後の盛り付けのとき、料理の色合いが赤やオレンジなので、緑を加えたいところですが「深山路」を表わすために、あえて緑は加えませんと言ったそうです。
さて、「深山路」とは?
紅葉ですか?
11月の俳句などの季語で、奥深い山の紅葉の様子を表わしているそうです。
料理に食材で季節感を出すだけでなく、盛り付けにおいても季節を楽しむ、和食は素晴らしいですね!
和食は、2013年にユネスコの無形文化遺産の登録されています。
日本人の食卓から、和食文化が消えていきそうなことに危機感を感じ、しっかり残して行きたいということで登録したそうですよ。
そういえば、子供のころは和食中心の食卓が、今やハンバーグやピザなどの洋食へと変わってしまいましたね。
和食は私たちの身体にもよいものです。
素晴らしい和食文化を次の世代に伝えていけたらいいですね。