あなたの体質改善!ココがポイント|漢方のはなし
8.野菜を食べることについて
野菜の部位には次のような特徴があります。
根菜類
ニンジン、ごぼう、れんこんなど。 栄養が豊富です。繊維が硬めなので、腸の動きが悪い方の便秘時にはとりすぎに注意。体力が落ちているときには多めにとると良いです。
茎のもの野菜
ふき、ねぎなど。薬味として使われたりします。野菜によっては旬がはっきりしています。春野菜などは神経や体の活性に使われたりします。
葉物野菜
ほうれんそう、小松菜、白菜など。たくさん食べることが大切な部位です。日本人があまりとらなくなっている部位でもあります。生で食べるよりも、加熱したり、漬物にしたりすると、抵抗なくたくさん食べることができます。口から大腸までのお掃除のつもりで毎日適量食べることが大切です。
果実野菜
トマト、ピーマン、きゅりなど。年中手に入るようになりましたが、季節感が大切です。また意外とカロリーがあることにも注意してください。繊維質が少なめなので他の部位と組み合わせて食べるとよいです。
昔ながらの調理法が野菜をとるには理にかなっていることが多いです。ジュースや健康食品はあくまでも補助と考え、おかずとしての野菜のとり方に配慮してください。これはすべての体質の方に共通しています。