免疫を調整する生薬のいろいろ|漢方のはなし
17.からだを潤す働きをする 補陰薬
●からだを潤す働きをする
身体の潤いを陰液(いんえき)とよび、潤いを補うはたらきのある生薬(しょうやく)を補陰薬(ほいんやく)といいます。身体に潤い分がふそくしていたり、あるいは熱によって水分を消耗すると身体が乾燥して免疫力が低下することがあります
●こんなタイプの方にオススメ
・微熱、あるいは熱っぽいが体温は高くない
・のぼせやすく顔がほんのり赤くなる
・手足がほてり、夜になると悪化する
・足を出して寝る
・寝汗をかく
・口が渇く
・肌が乾燥しやすい
・から咳をする
という方は、陰液が不足している可能性があります。