子宮筋腫|女性のための漢方

漢方医学

子宮筋腫の大きさや症状にはかなりの個人差があります。大きさについては、漢方で治るケースは鶏卵大までといわれています。
それ以上のものであれば、西洋医学との併用を考えるべきでしょう。
漢方では、子宮筋腫は「おけつ」(血のよどみ)によってできたデキモノととらえています。「おけつ」は血の流れが悪くなっている状態をいいます。冷えやストレスは、「おけつ」をつくる原因となります。とくに、下半身を冷やすと子宮内に血がとどこおりやすくなり、子宮筋腫ができやすくなります。
漢方の治療としては、よどんだ血をきれいにして、血の流れをスムーズにすることに重点をおきます。また、冷えが原因となっている場合は、身体を温める処方を用います。ストレスが原因となっている場合は、ストレスを和らげる効果のある処方を用います。
ただし、あくまでも本人の症状や体質によって漢方薬の処方が決まるので、だれでも同じ薬を服用するということではありません。
自分に適した漢方薬を服用することにより、こういった症状はかなり軽減することができます。 
また、子宮筋腫の方は、血がドロドロしてよどんでいる(おけつ)ので手術をする場合でも体質を改善する必要があります。
「おけつ」は、子宮筋腫だけでなく、さまざまな病気の原因となっています。漢方薬は「おけつ」をとり、血をサラサラにする効果があります。手術の必要の有無に関係なく試してみてはいかがでしょうか。

※漢方を服用する場合は、自己判断せずに、漢方の専門知識のある医師、薬剤師に相談しましょう。

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漢方医学

西洋医学

子宮筋腫は子宮の筋肉にできる良性の腫瘍のことです。子宮筋腫は、良性なので癌などと違い、生命の危険にさらされるようなことはありません。
子宮筋腫の原因はよくわかっていませんが、女性ホルモンと深いかかわりがあるようです。
子宮筋腫は30代~40代で見つかるケースが多く、4~5人に1人が子宮筋腫をもっているといわれています。最近ではもっと若い年代の方にも増えているようです。
子宮筋腫の症状はひとそれぞれで、自覚症状のない人もいれば、重い症状に悩まされている方もいます。
主な症状としては、月経痛や月経異常、不正出血、腰痛、頻尿、便秘、流産、不妊、性交痛、下腹部の圧迫感、貧血などです。
とくに、月経過多に悩まされたり、そのことによって貧血に悩まされる方が多くみられます。
子宮筋腫の治療は、症状の重さや子宮筋腫の大きさ、患者さんの年齢によって経過観察となることもありますが、手術の必要があるかどうかが治療の基本となります。
子宮筋腫の手術は、子宮を全部摘出するもの、子宮筋腫の部分だけを摘出するものがあります。また、薬によるホルモン治療もありますが、根本的な治療とはなりません。

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西洋医学

日常生活

冷えは「おけつ」の原因となるので、薄着をせずに、とくに下半身を温めるようにこころがけてください。
冷たい食べもの(刺身、生野菜、くだものなど)飲みもの(ジュース、ビールなど)は極力さけてください。
休みの日などには、軽いスポーツをしたりしてストレスをためないように心がけてください。

※医師・薬剤師に、ご相談の上服用してください。

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日常生活

子宮筋腫の漢方の実例

生理痛、貧血の強い子宮筋腫の症例

子宮筋腫で、来店されました。病院ではしばらく様子を見て、大きくなるようなら手術をするとのことです。
できれば手術は避けたいし、強い生理痛が少しでも楽になればとのことでした。
痩せ型ですが、血色はよく体力もあります。生理痛がひどく、いつも生理時には貧血になります。 また、生理時にはレバー状の血塊がでます。
ややきゃしゃな感じはありますが、声にも力があり体力も人並みにはあるとのことなので、中間タイプと判断しました。漢方薬は血をきれいにして血流をよくし、 子宮筋腫を小さくする作用のある薬を30日分処方しました。
一ヵ月後に来店されたときの様子では、生理時の血塊が少なくなり貧血の症状もほとんど感じなかったとのことでした。
その後も同じ処方を続け、病院でも定期的に検査を受けていましたが、数年間、服用を続けて子宮筋腫も大きくならず、生理痛も楽な状態で閉経を迎えるまで服用していただきました。
子宮筋腫は、30代以上の女性の約20%が持っているといわれています。病院でも以前のようには、安易に子宮を摘出することは少なくなっています。その間、定期的に経過観察をして、対応を決めているようです。
このような期間に漢方薬を服用して、身体の血をきれいにして血流をよくすることで、筋腫の成長を押さえ、生理痛やさまざまな不快症状を改善できれば、日々の暮らしもかなり快適に過ごせるでしょう。
漢方では、子宮筋腫は「お血」(血がよごれて、血流が悪くなっている状態)が原因と考えています。体質に合った漢方を服用し、よごれた血をサラサラにすることで、子宮筋腫を小さくして、生理痛などのさまざまな不快症状を根本から改善することができます。

手術を勧められた方の子宮筋腫の症例

病院で検査を受けたところ、かなり大きな子宮筋腫が見つかったとのことで来店されました。
当然、手術を勧められたのですが、しばらくの間漢方薬を服用してみて、だめだったら手術を受けるとのことでした。
子宮筋腫は漢方で治るケースもありますが、その大きさはせいぜい鶏卵大までとされています。この方の場合は握りこぶしくらいの大きさとのことでした。
当店でも、手術による治療をお勧めしたのですが、結果的に手術を受けるにしても、ぎりぎりまで伸ばしたいとのことでした。
痩せ型で冷え性、胃下垂、疲れやすい、不整脈、生理痛が強い、朝起きられない、下痢しやすい、トイレが近いなどの症状があります。また、生理後に不正出血も見られます。
全体としては、虚弱タイプの見本のような方でした。
まずは体調を調えることを考え、血を増やし、筋腫などの固まりを小さくして、止血作用のある漢方薬を処方しました。
しばらくはこの処方で体調もよくなったのですが、時々漢方薬が胃にもたれる感じがするとのことなので、胃にも負担のかからない 、穏やかな作用の処方に変えました。
その後、数ヶ月単位で、症状に応じて処方を変えながら様子みていたのですが、病院の検査で筋腫が少しずつ小さくなるのが確認されました。
結局、数年にわたって漢方薬を服用していただきましたが、その後、生理痛や冷え性、不整脈などの症状も楽になり、子宮筋腫の手術も受けることなく、閉経をむかえました。

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