男性を強くする生薬のいろいろ|漢方のはなし

30.海参(かいじん)

ナマコはまさに海の朝鮮人参 体を温めて、腎の働きを強める

海参(かいじん)は海にいるマナマコ科のマナマコとその他のナマコ全体で、内臓を取り除いてよく洗い、塩水で約1時間煮て、その後乾燥したものです。中国料理ではよく使われます。横浜、神戸、長崎などの中華街やデパート・専門店で捜してみてください。海産物売場には黒くて長丸い形のものが必ず売っています。

主な働きは補腎(ほじん)による滋養強壮です。虚弱体質、腰病、インポテンツ、夢精、遺精に、また腸の水分を潤しますので老人や病人の便秘にも用いられています。さらに温める力も強く、気(き)=エネルギーを補う働きが人参(にんじん)に似ているところから、「海の人参(にんじん)」と呼ばれ、海参(かいじん)といいます。形からか海鼠(かいそ)、すなわち海のネズミとも言われていますが・・・。

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