中耳炎| お身体の悩み

漢方医学

中耳炎は漢方にいうと、虚弱タイプの体質の方に多く見られる傾向があります。
もっとも多いのが、虚弱タイプで膿がたまる慢性中耳炎で、いつまでもジクジクと耳だれが止まらないケースです。
このようなときには、皮膚や粘膜にある余分な水分を排出し、身体の免疫力を高めるような漢方薬が用いられます。
また、ガッチリタイプで耳の痛みが強く、汗が出ず首の後ろがこっているような場合には、抗菌作用があり筋肉の緊張をほぐし、血行を促すような漢方薬を用います。
慢性中耳炎で、かなり長い間、耳だれなどの膿が止まらないケースもよく見られますが、長期にわたってこのような症状を繰り返している場合には、体力をつけて体質を改善する漢方薬を用います。
中耳炎にかかってしまったら、慢性化させないようにしっかりと治療をすることが大切です。
もし、慢性化してしまったら西洋医学的な治療に頼るだけでなく、漢方的な治療も試してみてはいかがでしょうか。

※漢方を服用する場合は、自己判断せずに、漢方の専門知識のある医師、薬剤師に相談しましょう。

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漢方医学

西洋医学

中耳炎は、鼓膜の内側で起きる炎症性の疾患で、耳の病気としては最も多いとされています。中耳炎には急性中耳炎と慢性中耳炎があります。
急性中耳炎は子どもの風邪やはしかから発症するケースが多く、発熱や耳のつまった感じ、耳の痛みを訴えます。
さらに中耳炎が慢性化してしまうと治りにくくなり、難聴や耳だれ、鼓膜穿孔などの症状を引き起します。
また、化膿して膿がたまると鼓膜にチューブを入れたり、切開したりして膿を出すこともあるので、あまり安易に考えない方がよいでしょう。
西洋医学では、抗生物質や消炎鎮痛剤などが処方されますが、場合によっては外科的治療をすることもあるので、子供に限らず、大人でもかなりの抵抗のある治療法といえます。
中耳炎は繰り返すことが多いので、漢方で体質を変えることは有効です。

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西洋医学

日常生活

中耳炎の治療は、安静が第一です。夜中などに急に耳が痛くなった時は冷水などで絞った タオルを耳なあてるなどの応急処置をして安静にしていましょう。
また、中耳炎にかかりやすい人は、栄養バランスのよい食事を心がけましょう。
特に、黒豆、豆乳、豆腐などの大豆製品を多く摂るようにしてください。これらの大豆製品 は身体の抵抗力を高めて、中耳炎にかかりにくくします。

※医師・薬剤師に、ご相談の上服用してください。

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日常生活

中耳炎の漢方の実例

子供の中耳炎の症例

女性 42歳 中耳炎の再発

幼稚園へ毎日元気に通っている女の子です。風邪を引いてから耳が痛いとのことで、近 所の耳鼻科へ行ったところ急性中耳炎と診断されました。
何回か通院したのですがなかなかよくならず、知り合いから漢方薬をすすめらてて来店さ れました。
見た目は体格もよいのですが、幼稚園へ通うようになってから風邪を引きやすくなったと のことです。
急性中耳炎で元気なお子さんだったので、ガッチリタイプの方に用いる漢方薬を処方しま した。
その後しばらくしてから、お母さんが来店しました。様子を聞いたところ、2~3日ですっか りよくなったので薬の服用をやめたとのことです。
しばらくして、また耳が痛くなり病院へ行ったところ中耳炎との診断を受けました。今回 は急性から慢性化していると考え、別の漢方薬を処方しましたが、15日で症状が改善し、そ の後も再発することなく安定しています。

耳だれを伴った中耳炎の症例

女性 4歳  中耳炎

数年前に右の耳が腫れてうみが出るようになりました。病院で慢性中耳炎と診断されて通院していたのですが、よくなったり悪くなったりを繰り返しています。
その後は体調もよく、中耳炎に悩まされることもなかったのですが、一週間ほど前からまた中耳炎の症状が再発しました。耳だれや痛みがあり、熱もあります。
中耳炎になりにくい体質へ改善したいと思い、来店しました。体格は中肉で中間タイプ、普段から肩こりや頭痛があります。
この方は、耳の炎症をおさえると同時に耳だれが改善し、中耳炎になりにくい体質になるような漢方薬を処方しました。
10日後に来店したときには、耳だれや耳の痛みはほとんど止まりました。その後も、同じ処方を服用していますが、体調もよく中耳炎の症状は見られなくなりました。

強い痛みの中耳炎の症例

男性 37歳  中耳炎

この方は子供のころに中耳炎になり、それ以来、耳が聞こえにくくなったり、痛くなったりしたことがしばしばありました。
ただ、ほっといてもいつの間にか治っていたので、あまり気にせずに生活をしていたとのことでした。
今回はいつまでも痛みが引かないばかりか、だんだん痛みが強くなってきました。あまり、新薬は服用したくないとの理由から、漢方を希望して来店しました。
中肉中背で冷え性、疲れやすい、胃腸が弱いなど虚弱タイプで免疫力が落ちていると考え、胃腸にも負担がかからずに、免疫力を高め中耳炎を改善する漢方薬を処方しました。
3日後には耳の痛みはほとんどなくなりました。その後も、体質改善のためしばらく漢方薬を服用しました。
最近の様子をうかがったところ、今ではほとんど耳の痛みなど中耳炎の症状に悩まされることもなくなりました。

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