食べ過ぎ | お身体の悩み

漢方医学

漢方でも、食べ過ぎはの多くはストレス等の精神的なものが原因と考えています。漢方ではこのような状態を「気のうっ滞」と呼んでいます。このようなときはストレスを和らげ、胃腸の機能を改善する効果のある処方を用います。
また、年末から年始にかけてはアルコールを飲む機会も多くなりますが、飲み過ぎることで胃に熱を持ってしまい、胃の働きがよくなりすぎて、その結果食べ過ぎてしまいます。
これを漢方では「胃熱」と呼んでいますが、このような場合に、胃の熱を冷ます効果のある漢方薬を用います。症状が軽い場合は、おせち料理によくあるなます大根を食べると効果があります。
一般的に食べ過ぎる傾向は、ガッチリタイプの人に多くみられます。ガッチリタイプは胃腸が丈夫なので、精神的なイライラやストレスが蓄積されると食べ過ぎてしまい、肥満になる傾向があります。この場合は、便通を改善したり脂肪の代謝をよくしストレス等を改善するような処方を使います。
これに対し、虚弱タイプの人は食べ過ぎると胃を悪くしたり、下痢をしてしまうことが多いので、あまり食べ過ぎることがありません。虚弱タイプに見られる肥満は、水分代謝が悪くなるいわゆる水太りです。この場合は、水分代謝をよくするような漢方を用います。

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漢方医学

西洋医学

忘年会や新年会が多いこの時期になると、食べ過ぎで悩む方も多いと思います。たまに食べ過ぎてしまうのは仕方の無いことですが、習慣化してしまうと肥満症やさまざまな成人病への引き金にもなりかねません。
食べ過ぎの原因は、主にストレスがあげられます。仕事や人間関係またはダイエットなどから過剰なストレスを受けて、その反動で食べ過ぎてしまうのです。また、女性の場合は生理前などにホルモンバランスが崩れて、食べ過ぎてしまうケースも見られます。
食べ過ぎは病気が原因となっていることもあります。食欲をコントロールできなくなったり、食べ過ぎては吐いてしまうということを繰り返したりしてしまう場合は、病院で診察を受けることをお勧めします。
また、甲状腺機能亢進症や糖尿病などから食べ過ぎることがあるので、食欲が異常にあり抑え切れないないようなときも病院で診察を受ける必要があります。

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西洋医学

日常生活

日常生活では、食べ過ぎを改善するには、まず間食をしないようにすることが大切です。朝、昼、晩の食事も腹八分目を心がけ、時間をかけてよくかんで食事をするようにしてみてください。
※医師・薬剤師に、ご相談の上服用してください。

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日常生活

食べ過ぎの漢方の実例

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