糖尿病 | お身体の悩み

漢方医学

糖尿病は根治することが難しい病気といえます。しかし、漢方薬を服用することで、血糖値が正常値に近くなったり、糖尿病の自覚症状が好転した例は数多くあります。
漢方の場合、口渇が強く多尿で汗も多く出るときは、身体の内部に熱があると考え、その熱を冷ます 漢方薬を用います。また、口が渇いて水を多く飲んでいるにもかかわらず、小便の量が少なく、下半身などにむくみを生じるような時は水分代謝が悪いと考え、過剰な水分を排出するような漢方薬を用います。
夜間何度もトイレにおきて、その度に水を飲んだり、精力減退さらにはインポテンツなどがある時は、腎(生殖機能を含む)の機能を高めるような漢方薬を用います。また、腎と目の機能を同時に補う漢方薬もあります。
ストレス性の過食からくるような場合は、ストレスを緩和する漢方薬を用います。
このように糖尿病の漢方薬は、症状や体質によって使い分けます。漢方薬を服用する場合は、自己判断をしないで漢方の専門知識のある医師や薬剤師に相談することをおすすめします。

※漢方を服用する場合は、自己判断せずに、漢方の専門知識のある医師、薬剤師に相談しましょう。

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漢方医学

西洋医学

糖尿病は、生活習慣病の代表的な疾患で、ぜいたく病ともいわれています。おいしい高カロリーの食事をしたり、運動不足やストレス、喫煙、飲酒などが糖尿病の原因となっています。
最近、糖尿病の患者数は急激に増え、約700万人~800万人の患者数がいて、そのうち約250万人の方が治療を受けています。また、糖尿病予備軍といわれる方が非常に多くなっています。
糖尿病は、血液中の高血糖である糖が尿中にあふれるほかに、いろいろな合併症をひきおこします。おもに網膜症や腎障害、神経障害、動脈硬化などですが、そのほかにもさまざまな病気の引き金になります。 年間一万人以上の方が糖尿病のため人工透析を受け、3000人以上の方が失明しています。
原因としては、身体のすい臓でつくられる、インスリンという血糖を下げるホルモンが、うまく働かなかったり、供給できなかったりして起こります。
糖尿病の症状としては、小便が近くなり人によっては日中だけでなく、夜間もトイレに何度も起きたり、のどが渇いて水分をたくさん摂るようになったりします。また、全身の倦怠感や体重が減少したりします。ただし、初期の場合はほとんどが無症状なので、健康診断などで見つかる場合がほとんどです。
西洋医学では、食事療法や運動療法と共にインスリン注射や血糖降下剤などの内服薬による治療が行われます。糖尿病は完治することが難しい疾患ですから、根気よく治療することをおすすめします。

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西洋医学

日常生活

治療法としては、西洋薬や漢方薬に頼るだけでなく、食事療法や運動療法を取り入れていかなければなりません。
食生活では、一日の摂取カロリーを1600カロリー前後におさえます。(病状によって変わります。)ニラ、ねぎ、ゴボウ、こんにゃくなどの食物繊維の多い食べ物は糖の吸収を抑え、血糖値の上昇を抑える働きがあります。食事に積極的に取り入れるとよいでしょう。
また、散歩や水泳、サイクリングなどの軽い運動を無理のない範囲で長期に続けていくことをお勧めします。

※医師・薬剤師に、ご相談の上服用してください。

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日常生活

糖尿病の実例

糖尿病性網膜症の漢方治療の症例

長いこと糖尿病を患っている方です。今までカロリー制限をきっちりとまもり、朝晩の散歩も天気の悪い日以外は毎日こなしてきました。そのおかげで、今までは血糖値もあまり高くならずに安定していたのですが、 3ヶ月前から高くなってしまい、なかなか下がらなくなりました。
糖尿病性網膜症と白内障があり、最近は視力も0.06まで落ちています。血糖値は220くらいです。
痩せ型で体力はありません。下半身がだるく、小便は近いほうです。夜間尿は毎晩1~3回です。便通は毎日ありますが、やや硬いです。舌を見ると鏡のようにテカテカしています。
痩せ型で体力がないことなどから、虚弱タイプと判断して、下半身のだるさ、頻尿、夜間多尿を目標に漢方薬を処方しました。
2ヵ月後には血糖値が180になり、昼間と夜間の小便の回数が減り、下半身の疲れが取れてきたとのことでした。眼科ではまだ検査はしていせんが視力も最近は良くなっている感じがするとのことです。

糖尿病による疲労感の症例

糖尿病の場合、漢方薬や西洋薬の服用だけではあまり効果は得られません。食事療法や運動療法をバランスよく取り入れることによって、効果が得られます。この方も最初、当店へいらしたときは、運動療法や食事療法をあまり熱心に実践していませんでした。
血糖値は260です。痩せ型で胃が弱く疲れやすいです。口が渇きます。血圧は正常で冷えやのぼせは特にありません。排尿も特に異常はなく、便通も正常です。この方が一番訴えていた症状は、胃の重苦しさと疲労感でした。
痩せ型で疲れやすく胃腸が弱いなどの症状から、虚弱タイプと考え、糖尿病とともに、胃腸の働きを改善し疲労をとる漢方薬を20日分処方しました。さらに食事療法や運動療法も取り入れるようにお話しました。20日後に来店したときには胃の具合もよくなり、あまり疲れを感じなくなったとのことでした。
このまま同じ処方を続けて、2ヵ月後には血糖値が175まで下がり、体調も良いとのことでしたので同じ処方を続けました。半年後には血糖値もほぼ正常値になり、体調も好調を維持しています。  

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