水虫 | お身体の悩み
漢方医学
漢方は水虫のなりにくい体質にします。 漢方薬は、身体の自然治癒力を高めることによって、水虫をなおします。
例えば、家に水虫の人がいても、うつる人とうつらない人がいます。これは、それぞれの人がもともと持っている免疫力の差です。この免疫力を強めるのが漢方の特徴です。
水虫を完治させるためには、体質に合った漢方薬を服用するとともに、漢方の外用薬を用いたり患部を清潔にして、通気性をよくし乾燥した状態にすることが大切です。
また、漢方では、コレステロールや中性脂肪、ストレスや過労などによって、血の流れが悪い状態の人は水虫になりやすいといわれています。原因を取り除き、血の流れをよくする漢方薬を服用することによって体質が改善し水虫になりにくい体質へ変えていきます。
※漢方を服用する場合は、自己判断せずに、漢方の専門知識のある医師、薬剤師に相談しましょう。
西洋医学
水虫というと、中年の男性の病気と思われていましたが、最近は若い女性にも多くみられます。原因として考えられることの一つに、ブーツがあります。靴の中の湿度は以外に高く、特にブーツなどを履いていると、いつも蒸れている状態になるので、寒い時期でも水虫の菌が増殖しやすい条件になってしまいます。
水虫は白癬菌という一種のカビが原因で発症します。カビの一種ですから適度な温度と湿気があれば、ドンドン増殖していくのです。
水虫にはいくつかのタイプがあります。足の指の間にできるもので、白くふやけたようになるもの。足の裏や側面に小さい水泡ができて、痒みのつよいもの。足の裏全体がカサカサして白い粉を吹いたようになるもの。白癬菌がつめの中まで入り込んで、つめが白くにごっているものなど、痒みの強弱も人によってさまざまです。
西洋医学では水虫の原因である白癬菌を直接殺すような薬を用います。これは外用薬でも内服薬でも同じことです。また、外用薬による治療は、いったん症状が消えても再発するケースが多く、完治は難しいといえます。
日常生活
日常生活についてですが、水虫は湿気を好むので、できれば靴よりは素足にサンダルを履くとよいでしょう。
また、時間があれば直射日光に当てたりバスマットなどもたびたび洗うようにしてください。
※医師・薬剤師に、ご相談の上服用してください。