膣炎 お身体の悩み

漢方医学

漢方治療は、身体全体の免疫力を高め、膣炎の発症を防ぐと同時に、再発のしにくい体質へと改善することができます。

漢方ではこのような膣炎を、気、血、水のバランスのくずれと考えています。

イライラや不安感、神経過敏、不眠などの症状のある膣炎の方は気のバランスがくずれていると考え、気のめぐりを良くする漢方薬を使います。

生理異常や生理痛、冷え、貧血などの症状のある膣炎の方は、血のバランスがくずれていると考え、血の巡りをよくしたり血を増やす処方を用います。
また、めまい、下痢、頻尿などの水の代謝異常のある方は、余分な水を取る漢方薬を使います。

何度も膣炎の再発を繰り返す方は、体質から変える必要があります。
また、西洋薬では逆に強すぎて痒みがひどくなる虚弱体質の膣炎の方には、穏やかな効果がある漢方薬がおすすめです。

漢方薬を服用する際は、自己判断はせずに漢方専門の病院や薬局でご相談ください。

※漢方を服用する場合は、自己判断せずに、漢方の専門知識のある医師、薬剤師に相談しましょう。

 

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漢方医学

西洋医学

陰部の痒みで悩んでいる女性は、意外と多いのではないでしょうか。人には言いづらいし、婦人科で診察を受けるのも抵抗がある。
しかし、いつまでもかゆみが治らなければ、つらいし不安にもなります。

膣炎はどんな原因が考えられるでしょうか。
不潔にしていたり、過労やストレスが影響していることもあれば、通気性の悪い下着を身に着けていてもかゆくなります。

このような場合は日ごろから清潔にして、ストレスをためないようにすることを心がけていれば、膣炎は自然と治ります。

また、最近膣炎の原因に多いのはカンジダ膣炎やトリコモナス膣炎な ど細菌、ウイルスやカビなどによる感染です。

膣の中は酸性になっていて、普段は菌の感染をふせいでいますが、ストレス、妊娠、糖尿病、生理、更年期障害などによって身体のバランスがくずれ、菌に感染しやすくなって膣炎を発症します。

西洋医学では、抗菌剤や抗生物質の軟膏や膣座剤などを用いて膣炎の治療をおこないます。でも、人によっては何度も膣炎の再発を繰り返したり、いつまでも治らなかったりします。

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西洋医学

日常生活

日常生活についてですが、膣炎を予防するには日ごろから清潔にすることを心がけてください。
日ごろから、綿や絹など通気性のよい天然素材の下着を身に着けるようにしましょう。
生理時に使用するタンポンやナプキンは、長時間使わずに取り替えるようにしてください。また、入浴時には、陰部をよく洗うように心がけてください。
※医師・薬剤師に、ご相談の上服用してください。

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日常生活

膣炎の漢方の実例

更年期の膣炎の漢方薬を使った症例

女性 47歳 膣炎

婦人科では、カンジダ膣炎と診断され膣座剤と軟膏を処方されていました。
しばらくはよかったのですが、疲れたり体調が悪くなると陰部がかゆくなるので、そのたびに婦人科で膣座剤と軟膏を処方してもらっていました。
しかし、再発を繰り返しているうちにだんだん痒みがひどくなりました。

何とか漢方薬で根本的に膣炎を改善できないかと思い、来店されました。
もともと皮膚が弱く、アトピー性皮膚炎の持病があります。胃腸が弱く冷え性体質です。

全体的な症状から虚弱タイプと考え、身体を温めて皮膚粘膜の免疫力を高めるような漢方薬を処方しました。

服用して、15日後には陰部の痒みが半分くらいに減ってきたとのことです。その後も同じ処方を続けて、3ヵ月後には膣炎の症状はほとんどでなくなりました。手足も温まって、以前のようには冷えなくなったとのことです。

その後も、4ヶ月ほど同じ漢方薬を服用しましたが、膣炎の症状が改善したとのことでしたので、服用を中止しました。

かゆみとオリモノの膣炎の症例

女性 33歳  膣炎

陰部のかゆみとオリモノが多いとのことで来店しました。オリモノは黄色で臭いがあります。痒みはあまり感じない時もありますが、ひどくなるとつらいとのことです。

婦人科で膣炎の治療を受けていましたが、なかなか改善しません。体格は普通、冷え性で生理不順、生理痛があります。

この方は、ホルモンバランスが崩れて、患部が熱を持ち炎症を起こしていると考え、炎症を抑えて、身体全体にホルモンバランスを調える漢方薬を処方しました。

漢方薬を服用し始めて、一ヵ月後には痒みが楽になり、オリモノの量も減ってきたとのことでした。

4ヵ月後には陰部の痒みはほとんどなくなり、オリモノも普通の状態に戻りました。生理不順や生理痛も以前よりはよくなっているとのことです。

その後、3ヶ月ほど同じ漢方薬を服用しましたが、完治したとのことで漢方薬の服用を中止しました。

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