便秘 お身体の悩み

漢方医学

漢方では、ガッチリタイプの便秘の人は一日でも便通がないと苦痛を伴いますが、虚弱タイプの便秘の人は4,5日便通がなくても平気でいます。
ガッチリタイプの便秘には強い下剤作用のある漢方薬を用います。さらに緊張して起きる便秘には、緊張を解きリラックスする漢方薬を用います。
虚弱タイプの便秘は、便がウサギのふんのようになることが多くあります。このような方は腸管を潤し、胃腸の働きを強め腸の蠕動運動(ゼンドウウンドウ)を促す漢方薬を用います。
病院で処方してもらったり、自己判断で市販の下剤を使ったりして、激しい腹痛や下痢をしてしまうといった話を聞くことがあります。漢方では便秘に必ずしも下剤を使うわけではありません。腸の働きをよくしたり、乾いた腸を潤すことで、自然な便通をつけることもできます。基本的には腹痛も下痢もなく、自然な通じをつけることもできます。基本的には腹痛も下痢もなく、自然な通じをつけることが目標になります。
もし、今現在、便秘で悩んでいたり、服用している下剤が身体にあっていない方は、一度漢方を試すことをおすすめします。

※漢方を服用する場合は、自己判断せずに、漢方の専門知識のある医師、薬剤師に相談しましょう。

 

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漢方医学

西洋医学

便秘に悩まされているという方は、以外と多いのではないでしょうか。特に女性の場合は、子宮や卵巣があるため構造的にも便秘になりやすく、炎症があったりするとますます便秘になります。また、年配の方は腸の働きが衰えてきて、便秘しやすい体質になります。
便秘は西洋医学で、二通りに分けられています。一つは弛緩性慢性と呼ばれているもので、便を送り出す力が弱くて起きる便秘で、太くて硬い便が出ます。もう一つは痙攣性便秘で、大腸が緊張して便がスムーズに移動できずに起きる便秘です。便はウサギのふんのように小さくコロコロしています。
西洋医学では、弛緩性便秘には下剤を用い、痙攣性便秘には軽い作用の整腸剤を用います。  

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西洋医学

日常生活

一日一回は、トイレに座る時間をつくり、習慣づけるようにしましょう。我慢しないようにしてください。
食事は3回きちんと摂りましょう。特に、朝食は抜かないようにしましょう。食事には、ごぼう、レンコン、いも類、海藻などの繊維質の多いものをとるようにしましょう。ヨーグルト、乳酸菌を含むものもおすすめです。

※医師・薬剤師に、ご相談の上服用してください。

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日常生活

便秘の漢方の実例

お腹の張りや腹痛、便秘などが、漢方薬を服用して良くなりました

女性 30歳代 便秘 腹痛

2年くらい前からですが、お腹が張ったり、腹痛がするようになりました。
もともと便秘症ですが、市販の便秘薬を服用すると下痢をするそうです。
寒がりで疲れやすく、生理は遅れがちとのことでした。
消化器内科でも検査を受けましたが、特に異常はなかったそうです。
いつも胃腸が不快なので、漢方薬を服用して根本から改善したいとのことでした。

一ヶ月分の漢方薬をお出ししましたが、お腹の張りと腹痛は、3割くらいになったそうです。
また、身体も温まって、あまり疲れなくなってきました。
3ヶ月ほど服用していると、腹痛もお腹の張りも全くなくなりました。
便通も、毎朝必ずあります。
長いこと腹痛やお腹の張りで悩んできましたが、漢方薬を服用してからは、とても調子がよくなったとの事です。

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