疲労倦怠 | お身体の悩み

漢方医学

漢方では、ストレスや疲労が長く続くと、肝に貯まり、肝の働きを弱めるとされています。よく、お客さんにそのような話をすると、病院で肝機能を調べても数値は何ともないのですと、 いわれる方がいます。
漢方でいう「肝」は肝臓を含めた広い意味で使います。わたしたちの身体は、病院の検査データーに出る前に症状を出し、悪いことを教えているのです。
このような状態を、「未病」といいます。サインを見落とさずに、漢方薬を服用すると、短い期間で改善されます。
また、漢方では胃腸が弱っている時にも、疲労倦怠を感じます。暴飲暴食、夏場の冷たい水分やくだもの、アイスなどを摂ることは胃腸を弱めます。このことは夏バテの原因にもなります。また、慢性的に胃腸が弱い人も疲労倦怠を訴えます。これらの人は、胃腸を丈夫にする漢方薬を飲むとともに、食生活にも気をつけましょう。
腎(腎臓、泌尿、生殖器、ホルモン系を含む)が衰えていると、疲労倦怠を感じます。腎は生命の源(みなもと)とされ、老化が進むにしたがってそのエネルギーは衰えてきます。老化現象もこの一つです。老化による、疲労倦怠感には腎を補う漢方薬を用います。ただし、これらの補腎薬は胃腸が弱っている人は、胃を丈夫にしてからでないと、受けつけない方もいるので、注意が必要です。
わたしたちは疲労倦怠感を取るのに、ドリンク剤やビタミン剤をよく服用します。しかし、これらの効果は一時的なもので、決して根本的な改善にはなりません。漢方薬治療は原因を突き止め、それを治すことによって疲労倦怠を元から治療します。

※漢方を服用する場合は、自己判断せずに、漢方の専門知識のある医師、薬剤師に相談しましょう。

 

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漢方医学

西洋医学

疲労倦怠感は、誰もが経験したことのある症状ではないでしょうか?
スポーツをしたり、普段は使わなかった筋肉を使ったり、ひどく緊張した後は、身体がだるくなります。でも、一晩ぐっすり眠ると、これらの症状がすっかり取れるのでしたら 、何の心配もいりません。
何日も疲労倦怠感が取れなかったり、だるくなるような原因が思いあたらない場合は、自分の身体があなたにサインを送っているのかもしれません。
疲労倦怠時に考えられる病状は、肝炎、糖尿病、甲状腺の異常などがあります。
こうした原因が見つかった場合は、病気の治療を行いますが、単なる疲労倦怠であればこれといった治療法はなく、ビタミン剤や点滴などが用いれることが多いようです。 

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西洋医学

日常生活

日常生活についてですが、日ごろあまり身体を動かさない方は、軽い運動や散歩をするのもよいでしょう。
血行がよくなると同時に日ごろたまっているストレスも改善されます。
胃腸に弱い方は、暴飲暴食を避け、水分を摂り過ぎないようにしましょう。

※医師・薬剤師に、ご相談の上服用してください。

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日常生活

疲労倦怠の実例

冷え性タイプの疲労倦怠の症例

1~2ヶ月前から、疲労倦怠感を感じるようになったとのことで来店されました。病院で検査しても特に異常は見つかりません。
痩せ型で冷え性、胃腸が弱く食欲不振です。下半身が冷えやすく腰痛があります。
この方は身体全体に冷えの症状が強いので、胃腸の働きをよくして身体を温めるような漢方薬を一か月分処方しました。
一ヵ月後に来店したときには、疲労倦怠感が大分改善されたとのことでした。以前より食欲も出てきて、体重も2kg増えたとのことです。
その後、4ヶ月の服用で食欲が戻り食事もおいしくとれるようになりました。疲労倦怠の症状も改善しましたが、体調がよいとのことで漢方薬の服用を継続しています。

精神不安を伴った疲労倦怠の症例

昨年あたりから疲労倦怠の症状が抜けなくなり、また、風邪をひきやすくなったとのことで来店されました。
中肉中背でもともとは丈夫だったそうです。最近は気分が沈んだり、不安感が強いとのことです。
この方は、身体全体の元気をつけるとともに、精神的な不安感などを安定させる漢方薬を処方しました。
2ヵ月後には、疲労倦怠や不安感が楽になり、以前のように風邪をひくことも少なくなってきたとのことでした。

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