関節リウマチ | お身体の悩み

漢方医学

漢方では、関節リウマチはウィルスや細菌、身体の冷え、湿気などが原因となって、身体のバランスを崩し発症すると考えています。
漢方では、このような原因で崩れた身体のバランスを調えることで、関節リウマチを根本的に改善していきます。
初期の関節リウマチの方は、関節の炎症や腫れが強く、そのため治療として冷やしたり、水分をとる漢方薬を使うことが多くあります。慢性の関節リウマチになると、身体をあたためる治療をした方がよい方が多くみられます。また、両方の治療が同時に必要な場合もあり、その方の体質や症状によって治療は変わってきます。
また、状況に応じて全体の体力を高めたり、胃腸を温めたり、ストレスをやわらげる、血液循環をよくするような処方を組み合わせることで、一層効果を高めることができます。
関節リウマチは難病です、西洋医学でも漢方でも完治させるのは難しいでしょう。しかし、漢方単独であるいは西洋薬と漢方を併用することで、痛みなどの症状を軽くしたり、服用する西洋薬の量を減らすことは可能です。
ただし、すでにステロイド剤などの西洋薬を服用している場合は、急に使用をやめるとリバウンドがおきるので、漢方薬を併用しながら少しずつ西洋薬を減らしていくようにしましょう。

※漢方を服用する場合は、自己判断せずに、漢方の専門知識のある医師、薬剤師に相談しましょう。

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漢方医学

西洋医学

関節リウマチは、100万人近い患者数があり、8割が女性で30代から50代の働き盛りの方に多いようです。
関節リウマチは、免疫異常の病気です。免疫は本来、身体を外敵から守るものです。関節リウマチは、この機能がなんらかの原因で正常に働かず、自分の正常細胞を過剰に攻撃するために起こる病気です。
関節リウマチの症状としては、朝のこわばり、関節の腫れ痛みですが、進行すると他の関節にも広がり、関節や骨の変形や破壊、運動障害や内臓障害も起こります。また、 関節リウマチが重篤になると寝たきりになることもあります。
関節リウマチがなぜ起こるのか、原因はまだはっきりわかってはいませんが、菌やウィルス、ストレス、ホルモンなどによって発症すると考えられています。また、ある遺伝因子を持った方は 関節リウマチになりやすい傾向があるようです。
西洋医学の関節リウマチの治療では、痛みが強い場合は鎮痛剤や消炎剤、ステロイド剤を用いた治療が主体となります。これらの治療は痛みや腫れをしずめるだけで、根本的な治療にはなりません。また、関節の破壊を抑えるため抗リウマチ薬などの薬も使われます。これらの薬は効果がわかるまで時間がかかり、効果のない方もいます。ステロイド剤や抗リウマチ薬は、副作用が少なくありません。
関節リウマチの西洋薬は長い服用が必要となり、肝臓・腎臓・胃腸の障害、間質性肺炎、骨粗しょう症、ムーンフェイスなどの副作用に悩まされることもあります。

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西洋医学

日常生活

日常生活は、安静も必要ですが、筋肉が衰えるので適度な運動も必要です。こわばりをとるために、指や腕などの体操もよいでしょう。太ると、関節に負担がかかるので注意してください。
また、身体を冷やすのはよくありません。クーラーなどにあたりすぎないようにしましょう。
青背魚や紫蘇などは関節痛を和らげる効果があります。マグロやサンマには免疫力を高める効果があるので、このような食事を多く取り入れるとよいでしょう。

※医師・薬剤師に、ご相談の上服用してください。

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日常生活

関節リウマチの実例

長い間苦しんでいたリウマチが楽になった症例

長い間リウマチを病んでいる、やせ型の女性です。手足の冷えと痛みを訴えています。
毎朝起きると、手の指先がこわばっていて家事をすることができないとのことです。手足の関節がはれて痛みます。冷えも強く夏場でも、電気足温器を使用しないと寝れないとのことです。尿は一日7~10回と近い方です。特に手先と足先の関節の痛みとしびれが強く、この症状が多少でも楽になれば、それでいいとのことでした。
この方は明らかに虚弱タイプで、冷え性、手足の痛み、こわばりを目標に身体を温め痛みを和らげる漢方薬を処方しました。
服用して、15日後には手足が温まってきた感じがするとのことでした。このまま、同じ処方を続けて30日後には、朝方の手のこわばりが楽になり、痛みもかなり減っているとのことでした。
さらに半年後には冷え性もかなり改善されて、春先から秋口にかけては、電気足温器を使わなくても寝られるようになりました。また、以前はまったくできなかった家事も何とかこなせるようになり、精神的にもとても楽になったとのことでした。この方は、現在も漢方薬を服用しています。

リウマチの新薬が胃にもたれる方の症例

5~6年前に関節リウマチの診断を受けました。当初は病院で処方された新薬を服用していたのですが、だんだん新薬が胃にもたれるようになりました。また、関節リウマチの痛みも強くなり、最近では処方された薬も以前のようには効果が見られません。
ご家族の方が当店の漢方薬を服用していたことから、自分も漢方薬を服用してみたいと思い、来店しました。
体格は中肉中背ですが、両手の指の関節は変形しています。また、足の指先は冷えが強く見た目も腫れています。痛みもかなり強いとのことでした。また、日ごろから胃が弱く揚げ物や、消化の悪いものを食べると胃がもたれたり、痛んだりします。
この方は、冷えが強く胃腸が弱かったので、身体を温め胃腸の働きを調える漢方薬を処方しました。
漢方薬を服用して2ヶ月ほどはあまり効果が見られなかったのですが、3ヶ月を過ぎたころから徐々に身体が温まり、痛みが楽になってきたとのことでした。
また、胃の具合もよくなり、新薬を服用しても胃がもたれることはありません。漢方薬を服用して、痛みが楽になったのが良かったとのことでした。

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